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自然育児を命がけで伝える助産師さんからのメッセージ☆彡

NO1 自然育児と母乳

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皆さま、はじめまして、福岡県春日市で母乳と育児の相談室iibashoを開業しています助産師の石橋美幸です。kimama clubの由紀子さんとはご近所で、乳腺炎の際、かけこんで下さったのがご縁の始まりでした。食に対する考え方、身体と向き合うこと、地球に優しい暮らしなど色々な事をシェアしてきました。ランチをご一緒した際に、助産師の知恵袋をぜひ皆さまにも!ということで記事を書く事となりました。
少しでもお役に立てることがあれば幸いです^_^
よろしくお願い致します!

それでは第一回目は、母乳の話。
妊娠中のママたちに、赤ちゃんの栄養法を問うと、96%ほどのママたちが母乳栄養をしたいとおっしゃいます。でも、実際母乳のみの哺育は50%ほどです。なぜなのか?

核家族化の世の中、そして、祖母世代も人工乳に抵抗のない世の中、反して母乳育児に対する情報が少なすぎます。ウチを訪れるママたちは、口を揃えて、母乳は勝手に出てくると思っていた。赤ちゃんは乳頭を上手に吸ってくれると思っていた。なのに上手くいかないと涙ながらにおっしゃいます。

どうしたら、母乳育児が軌道にのるのか?
WHOユニセフ共同宣言 母乳育児成功のための10ヵ条が大切です。
妊娠中から母乳育児のメリットや方法を知らせる事、産後早期に母乳を吸わせること、母子同室で赤ちゃんが欲しがるたびに母乳を吸わせること、医学的に必要でない限り、母乳以外の補足をしない事などの10ヵ条です。施設向けの10ヵ条であり、母乳育児が上手くいく条件は施設次第という事なのです。詳しくはこちらを。
https://www.unicef.or.jp/news/2018/0064.html

初日から母乳を吸わせて足りない分はミルクを作って足しましょう!と産院で指導される事が多いです。今やそのまま与えられる液体ミルクも認可されました。余談ですが、牛のお乳は仔牛のもの。人間の赤ちゃんが飲めるようにするには多くの添加物が必要となります。赤ちゃんのために母乳育児をあきらめた方がいいのか?と相談なさる方までいらっしゃいます。赤ちゃんの、体重だけが増えればいいのか?そう思わせてしまう世の中です。

母乳栄養は、病気にかかりにくくする、アレルギーが少ない、腸内環境をよくする、情緒が安定する、IQが高くなる、ママの乳がんリスクを下げるなど書ききれないメリットがあります。

そして、元気に生まれた赤ちゃんは、3日分のお弁当箱と水筒を持って生まれてきます。ママのおっぱいは3日目くらいから分泌が急に増えます。すごい神秘。特に初産婦さんは最初の2日間は母乳は滲むほど。赤ちゃんとママの共同作業で吸う、吸わせる練習が産後2日くらいは必要です。この練習を支援する助産師の力量が大切です。乳頭まわりをほぐし、肩甲骨まわりをほぐし、お母さんも赤ちゃんも緊張させない授乳姿勢のアドバイス。赤ちゃんの口をほぐし、原始反射を促し、大きく開口し、舌がうねり、自らが乳頭を捉えるように促すこと。赤ちゃんの頭や首をぐいぐい押したり、排気で赤ちゃんの背中を叩くなんてとんでもない!赤ちゃんは緊張すると泣き、舌が引っ込み、体も仰け反ります。母乳育児は、何となくで上手くいくことの方が奇跡です。知識のある専門家が大丈夫!大丈夫!きっと上手くいくよ!と伴走してくれる事が必要です。母子が持っている力を最大限に発揮できるように不必要な水分を補足しない事が大切です。母乳育児成功のための10ヵ条を実践すると、ほとんどの母子がビックリするほど母乳育児が上手くいきます。私は、それを実践しているBFH赤ちゃんに優しい産院で働いていたのですが、95%以上の方が母乳のみで退院なさっていました。私自身も助産院や自宅で出産したので、ミルクを補足することなく、育児してきました。吸啜が上手くいくと、母乳をつくるプロラクチンがどんどん産生されます。特に産後2週間。逆にプロラクチンは産後2ヶ月を過ぎると反応が乏しくなります。産後2ヶ月過ぎて母乳育児に取り組むのでは遅いということです。始めが肝心なのです。

産後うつは、10人に1人と言われる時代。母乳が上手くいかないと悩むママが多いのも事実です。だから、ミルクでいいじゃないか。本当にそうなのか?だからこそ、愛情ホルモンであるオキシトシンを活かすべきではないでしょうか?出産や母乳を吸わせる時に出るオキシトシンは、我が子を愛し、守るホルモンです。

母乳育児が上手くいかないのは、私たち助産師の力量不足が一番の原因です。産院の減少は止まらず、一施設が担う出産数は増えています。助産師のマンパワーも不足し、産後のケアがままならない状況です。母乳育児のみならず、育児が上手くいかない時には、身近にある開業助産師を活用してみてはいかがでしょうか?一人で頑張らず、母子の持っている力を最大限に引き出してくれるあなたに合う助産師が、あなたの育児を温かくサポートしてくれ、あなたも赤ちゃんもご家族も笑顔になれますように!

http://www.midwife.or.jp/general/birthcenter_list.html

ご拝読頂き、ありがとうございました。

 

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